コスプレイヤーさんを撮影するときに、どのように撮影したら良いか困ったことってありませんか?
普段からカメラの扱いに慣れている人はあまり困ることはないかもしれませんが、これから初めてコスプレ撮影をするよ!とか、あまりカメラの扱いに慣れてないよ!という人だと、わからないことって多いですよね。
そんな方にとって、この撮影の仕方さえ覚えておけばコスプレ撮影で失敗しない!というテクニックがあるんです。
当記事では、私がコスプレをしながらカメラも構えてきた経験を元に、コスプレイヤーさんを撮影するためのテクニックを紹介したいと思います。
目次
撮影テクニック~ピクチャースタイル~
カメラの撮影設定を変更する!
カメラにはピクチャースタイルの設定ができる項目ってありますよね?
それぞれのスタイルによって雰囲気の違う写真を撮影できる設定です。
ピクチャースタイルの変更は、コスプレ写真としてかみ合った雰囲気を作ることができるテクニックのひとつなので、ぜひ覚えておきましょう!
「ポートレート」
「ポートレート」は肌の質感を人間味のある明るい色に設定できます。
また、やわらかい印象を持たせるためにシャープネスが低く設定されており、衣装がシンプルで、女の子などの可愛らしい雰囲気のコスプレ写真を撮影するときに相性の良い設定です。
「風景」
「風景」は青色や緑の濃さを強く鮮やかに出すことができる設定です。
コスプレ衣装は普段日常で着る服と違って、派手な色合いが多いため、「風景」という設定は、衣装を強調するのにとても相性の良い設定です。
また、シャープネスも強めにかかっているため、全体的にはっきりとした写真になります。
撮影テクニック~ボケ~
背景ボケの使い方を読む!
コスプレの撮影では、被写体と衣装と背景のそれぞれがかみ合わさることで、ひとつの作品として成り立つため、背景をぼかすテクニックが重要になってきます。
イベントなどでは他の参加者が多く、背景に人が入り込んでしまうことが多いです。
また、作品に合った背景を確保できるなら良いですが、街中イベントなどでは難しいですよね。
なるべく不要なものはぼかして、被写体と衣装をメインに撮影しましょう。
逆にスタジオではF値を絞ることで、背景をぼかしすぎず、被写体と背景の組み合わせをメインに撮影することができます。
「F値の操作」
F値は開放すればボケが強くなり、絞れば弱くなります。
屋外のイベントでは開放気味のF値2.0~2.8程度を、室内のスタジオではF値4.0~8.0での使い分けをおすすめします。
「焦点距離の操作」
焦点距離の操作というのはレンズのズーム機能によるものです。
望遠までズームするとボケが強くなり、広角側ではボケが弱くなります。
ぼけを出したいけれども、手持ちのレンズではF値を低くできないという場合は、望遠側で撮影することで、ボケをコントロールすることができます。
「被写体との距離」
被写体との距離、被写体と背景の距離によってもボケが変わってきます。
カメラと被写体が近寄れば背景のボケが強くなり、被写体と背景が離れれば更にぼけが強くなります。
被写体が背景に近すぎて、ぱっとしない印象になったときは少し背景から離れてもらうというのもテクニックのひとつです。
撮影テクニック~構図~
基本の3構図を!
写真を撮影するときに基本となる構図ですが、もちろんコスプレの撮影にも使えます。
色々な構図がある中で、基本の3構図を覚えておけば雰囲気の良い写真を撮影することができます。
「3分割法」
3分割法は画面を縦横で3分割にし、3×3の9分割で考える構図で、9分割したときに交わる4点に被写体を置いて撮影する方法です。
一般的な構図のため王道といわれますが、コスプレでも問題なく使える構図です。
慣れないうちは3分割法で撮影すると失敗が少ないでしょう。
「日の丸」
日の丸構図は、カメラの画面の中央に被写体を置いて撮影する方法です。
一般的な構図としては初心者のような写真といわれがちですが、コスプレのように派手な衣装の場合は、中央に配置するだけで圧迫感を出せて被写体を強調させることができます。
「対角」
対角構図は、カメラの画面に対角線を引いて、対角線に沿うように被写体を置いて撮影する方法です。
コスプレでは持っている武器を対角線に沿うように配置したり、敵と対峙しているときなどの奥行きが欲しいシーンにおすすめな構図です。
撮影テクニック~まとめ~
いかがでしたか?私がコスプレイヤーさんを撮影するときに気をつけている撮影テクニックを3つあげました。
- ピクチャースタイルで色味や強調を変更するテクニック
- 状況に応じてボケのつけ方を変えるテクニック
- シチュエーションに合った構図を選ぶテクニック
上記を基本に考えることができれば、コスプレ撮影で仕上がりの悪い写真というのは無くなる筈です!
当記事が、カメラを始めて間もないという人や、コスプレ撮影をしたことがないという人の参考になれば嬉しいです。
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