水滴好きが語る撮影テクニック~水滴に背景を映した画像の撮り方~

テクニックの水滴に背景のサンプル01 Photo

水滴を使った写真というと多くの作例があると思いますが、今回の記事では水滴に背景を映し込んだ画像の撮影方法をご紹介したいと思います。

水滴を使った撮影に興味がある方や、これから試してみたいと思っている方にとっては、どうやって撮影しているのか、気になりますよね?

ぱっとその写真を見ただけだと、「撮影するのが難しいのでは?」とか「特殊な機材が必要じゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、意外と身近にある道具だけで水滴の中に色々な物を映し込むことができるんです。

当記事では、水滴の中に背景として設定したものを映し込むために必要な道具や、カメラの設定、実際の撮影方法までを説明します。

もし興味があればこのやり方を真似して、水滴に背景を映し込んでみてくださいね。

水滴に背景を映した画像の撮り方~事前準備~

水滴を撮影するために必要な機材!

  • 一眼レフカメラ
  • マクロレンズ
  • 三脚

背景とする道具の準備!

  • ローソク(今回は火を背景としたため)
  • 水滴を付けるためのスポイト(100均の化粧液などを移すやつ)
  • 水滴を付けるもの(今回はスポイトについてきたパイプ)
  • ものを支える土台(何でもよい)

※花を背景にしたい場合だと、上からそれぞれ、花瓶に入れた花、スポイト、水滴を付ける花、花の支え、のようになる。

水滴に背景を映した画像の撮り方~撮影配置~

基本は一直線に配置する!

水滴に背景を映し込むために大事なことは、水滴と背景、カメラの位置関係にあります。

この3つが一直線に並ぶことで、水滴の中に背景を映し込むことができるんです。

もしこのバランスが一つでも崩れてしまうと、水滴の中に背景画像が映らず、ただの水滴撮影になってしまうので気を付けましょう。

テクニックの水滴に背景の配置

水滴に背景を映した画像の撮り方~カメラの設定~

ポイントは絞りを大きめにし、マニュアルフォーカス!

カメラ側の設定は至ってシンプルで、F値を5.6~8程度まで絞り、マニュアルフォーカスで水滴の中に映った背景にピントを合わせましょう。

なぜマニュアルで合わせるかというと、オートフォーカスの場合、水滴にピントが当たってしまいせっかくの背景がボケてしまうことがあるからです。

絞り値はあまり大きくしすぎると、水滴の後ろに置いた背景の主張が強くなってしまうので注意が必要です。

水滴に背景を映した画像の撮り方~まとめ~

いかがでしたでしょうか?

ここまでできれば、あとはローソクに火をつけてシャッターを切るだけで、水滴に背景を映した画像を撮ることができちゃうんです。

難しそうに見えていても「存外やってみたらできそうだな」と思いませんでしたか?

水しぶきやウォータークラウンのようにシャッターを切るタイミングを計る必要もなく、配置してシャッターを切れば誰でも水滴の中に背景を映し込むことができるので、興味があればぜひ試してみてくださいね!

今回撮影した写真はこちら

テクニックの水滴に背景のサンプル01 テクニックの水滴に背景のサンプル02 テクニックの水滴に背景のサンプル03

 

今回撮影に使用した機材はこちら

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