水滴が弾ける瞬間ってとても芸術的だと思いませんか?
普段なんとなく水が弾けたな、なんて思っているものでも、マクロレンズを使用して撮影すると全く違った雰囲気の水滴を見ることができます。
代表的な水滴の写真といえば、ミルククラウンがありますよね。
牛乳を浸した面に水滴を落とすことで、水滴が弾けて王冠のようになる写真です。
今回の記事では、そんなミルククラウンのような芸術的な写真をマクロレンズで撮影する方法をご紹介します。
目次
水しぶき撮影テクニック~道具~
100均の道具で水滴を落とす!
今回水滴を落とすための道具として使用したのは
- ソース差し
- ワインストッカー
- 醤油チュルチュル
です。
ソース差しの注ぎ口を小さめに切り落とし、本体の横に穴をあけて、醤油チュルチュルの曲がる方のチューブを差し込みグルーガンで固定します。
醤油チュルチュルは、真っ直ぐなチューブを抜き取り、繋ぎ目から空気が入らないようにグルーガンで埋めてしまいましょう。
最後にソース差しの口をワインストッカーに装着したら水滴を落とす道具の完成です!
自宅で簡易的に水滴を落とす装置を作っても300円でできちゃいます。
あわせて、背景用に白い布や、クラウンを作る用に黒いトレーがあるとよいです。
水しぶき撮影テクニック~撮影方法~
撮影に必要な機材はこれ!
水滴撮影に使用した道具は
- 一眼レフカメラ
- マクロレンズ
- スピードライト×2
- ライトスタンド×2
- 三脚
です。
撮影時のカメラとライトの設定!
カメラとスピードライトの設定は
- Mモード
- ISO100固定
- 絞り18(ライトの光量によって調整)
- シャッタースピード 1/250 (ライトの同調限界)
- Yongnuoスピードライト×2 1/4
- スピードライトに青のカラーフィルター
です。
実際の撮影!
いざ撮影するときは、カメラを三脚に乗せ、スピードライトを両サイドから水滴に向かって発光させるイメージで配置します。
水滴発生装置に水を入れ、装置の下にグラスや黒いトレーを配置し、水滴が落ちる位置にマニュアルフォーカスでピントを合わせます。
あとは醤油チュルチュルから水滴を落として、タイミングを合わせてシャッターを切るだけです。
もちろん一発で成功するのは稀なので、複数回チャレンジしましょう!
もしハイスピードシンクロできるスピードライトを持っている場合は、シャッター速度を上げて撮影すると、タイミングを取りやすくなるので試してみてくださいね。
水しぶき撮影テクニック~まとめ~
いかがでしたか?
水しぶき撮影のコツは
- 水滴発生装置を作り
- カメラとスピードライトを設定し、
- 水滴を落としてシャッターを切るだけ
です!
今回撮影した写真はこちら
もし興味があれば、当記事を参考に水しぶきの撮影を試してみてくださいね!
今回の記事で撮影に使用した機材はこちらで紹介しています。
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